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2010.08.02
バンド練ができるおうちを夢見て ~後編~
今日のドドド「乗るしかない、このドドドウェーヴに…!」
積丹半島へキャンプに行って来ました。
が、その話はまた今度。
取りあえず前編のまま放置していたベース修復の話を終わらせてしまいましょう。
ラスボスの魂柱を立てるところでしたね。
◆ハンガーの剣と魔法のセロテープ◆
通常、このラスボスに挑むには「魂柱立て」という専用の器具を使います。
そのほかにも歯医者さんで使うような鏡や、オリジナルの補助器具など、
色々と皆さん道具を工夫して魂柱を立てているようです。
が、ウチにはそんな高尚な物ございません!
用意したのは針金ハンガー、セロテープ、30cmの定規、携帯電話です。
勇者的レベルで言うと、銅の剣とスカラとヒャドくらいです。
大丈夫、相手は瀕死。
多少のむにゃむにゃは、むにゃむにゃする!
以下、ラスボス攻略作戦。
▼作戦
・針金ハンガーをほどき只の針金にする。
・ハンガーをJの形に曲げ適当な長さに切る。
・魂柱をJに引っ掛け、セロテープで固定する。
・引っ掛けたものをf孔から入れ、立てる。
・垂直、及び適正位置に立ったら、ハンガーの余りを差込みセロテープを外す。
・セロテープとハンガーを引き抜いて終了。
・元が元だけに、多少の傷は厭わない。
・「ガンガンいこうぜ」
取りあえず魂柱をテープでハンガーに固定したのがこちら。
形状とか安定性とか合理性とか、そういう一切のものはガン無視です。
コレを、孔の淵が傷がつくとかガン無視でf孔から突っ込みます。
文字通り、「ガンガン」言います。
何も考えず突っ込んでみたはいいけれど、そもそも適正位置を良く分っていません。
どーしよー、と思っていたら、元に立っていたであろう場所に跡を発見。
そこピッタリは多分無理なので、その近くならOK!という事にします。
孔に入れてはハンガーでの固定位置を変えまた入れる、を繰り返します。
ハンガーも曲げて、良い感じの形状をさぐります。
で、取りあえず立てることが出来ました。
もうこの時点で汗だくだく。
しかし、コレがまた垂直かどうかって分らないのですよ。
しかし、コレがまた鏡で見て見なきゃわからないわけですよ。
しかし、コレがまたいい具合の小さな鏡は持っていないわけですよ。
そういう時は大いに文明の利器を頼るのが、21世紀の民というものです。
携帯を差し込んで撮った写真。
横に見えるのは前に立ってた場所です。ズレまくり。
こうやってチェックしていけば、垂直かどうかなんて簡単に分る…
わけがありません。
携帯電話をf孔から入れて撮るのだと、
魂柱の片方の片面だけしか撮れないのですよ。
それだけで垂直を判断できりゃ苦労しねーです。
じゃあどうすりゃいいのか?
簡単な事です。
楽器に必要な物、それはズバリ、想像力っ。
これは垂直と信じて信じて信じきれば、多少の傾きなんて知ったことではないのです。
木は柔軟なのです。安物合板楽器は丈夫なのです。
壊れはしない、はず!
そう信じつつ定規で叩いて修正しようとしてみたり、
ハンガーを外した後に魂柱を倒してガッコンガッコンいわせてみたり。
くじけそうになったときも、なきそうになったときも、踵落とししたくなったときもあったけど、
最終的には何とか魂柱を挟み込むことが出来ました。
あんまり垂直に立ってる気はしないけれど、
垂直と信じることにするのです。
◆エンディング◆
曲がりなりにも魂柱を立てたので、弦を張ります。
セットで4000円くらいの、破格の安さの弦です。
せめて丁寧に巻き、完了。
感動のエンディングは、音出しです。
弾いてみると、
ベイィ~~~~~ン。
という音がします。
しょ、しょぼい…。
とても上っ面な音が鳴ります。音も小さい。
弦のせいか魂柱のせいか楽器本体のせいか、よくわかりませんが。
でも、少し弦を慣れさせたら少しはマシになりました。
弾き心地は柔らかめ。日和ベーシストには丁度いいかもしれません。
まぁ、ともかく、練習程度には使える子です。
ラスボスを倒して助けたお姫様があんまり可愛くなかったような感じですが、
贅沢は言いません。よしとしましょう。

積丹半島へキャンプに行って来ました。
が、その話はまた今度。
取りあえず前編のまま放置していたベース修復の話を終わらせてしまいましょう。
ラスボスの魂柱を立てるところでしたね。
◆ハンガーの剣と魔法のセロテープ◆
通常、このラスボスに挑むには「魂柱立て」という専用の器具を使います。
そのほかにも歯医者さんで使うような鏡や、オリジナルの補助器具など、
色々と皆さん道具を工夫して魂柱を立てているようです。
が、ウチにはそんな高尚な物ございません!
用意したのは針金ハンガー、セロテープ、30cmの定規、携帯電話です。
勇者的レベルで言うと、銅の剣とスカラとヒャドくらいです。
大丈夫、相手は瀕死。
多少のむにゃむにゃは、むにゃむにゃする!
以下、ラスボス攻略作戦。
▼作戦
・針金ハンガーをほどき只の針金にする。
・ハンガーをJの形に曲げ適当な長さに切る。
・魂柱をJに引っ掛け、セロテープで固定する。
・引っ掛けたものをf孔から入れ、立てる。
・垂直、及び適正位置に立ったら、ハンガーの余りを差込みセロテープを外す。
・セロテープとハンガーを引き抜いて終了。
・元が元だけに、多少の傷は厭わない。
・「ガンガンいこうぜ」
取りあえず魂柱をテープでハンガーに固定したのがこちら。

形状とか安定性とか合理性とか、そういう一切のものはガン無視です。
コレを、孔の淵が傷がつくとかガン無視でf孔から突っ込みます。
文字通り、「ガンガン」言います。
何も考えず突っ込んでみたはいいけれど、そもそも適正位置を良く分っていません。
どーしよー、と思っていたら、元に立っていたであろう場所に跡を発見。
そこピッタリは多分無理なので、その近くならOK!という事にします。
孔に入れてはハンガーでの固定位置を変えまた入れる、を繰り返します。
ハンガーも曲げて、良い感じの形状をさぐります。
で、取りあえず立てることが出来ました。

もうこの時点で汗だくだく。
しかし、コレがまた垂直かどうかって分らないのですよ。
しかし、コレがまた鏡で見て見なきゃわからないわけですよ。
しかし、コレがまたいい具合の小さな鏡は持っていないわけですよ。
そういう時は大いに文明の利器を頼るのが、21世紀の民というものです。

携帯を差し込んで撮った写真。
横に見えるのは前に立ってた場所です。ズレまくり。
こうやってチェックしていけば、垂直かどうかなんて簡単に分る…
わけがありません。
携帯電話をf孔から入れて撮るのだと、
魂柱の片方の片面だけしか撮れないのですよ。
それだけで垂直を判断できりゃ苦労しねーです。
じゃあどうすりゃいいのか?
簡単な事です。
楽器に必要な物、それはズバリ、想像力っ。
これは垂直と信じて信じて信じきれば、多少の傾きなんて知ったことではないのです。
木は柔軟なのです。安物合板楽器は丈夫なのです。
壊れはしない、はず!
そう信じつつ定規で叩いて修正しようとしてみたり、
ハンガーを外した後に魂柱を倒してガッコンガッコンいわせてみたり。
くじけそうになったときも、なきそうになったときも、踵落とししたくなったときもあったけど、
最終的には何とか魂柱を挟み込むことが出来ました。
あんまり垂直に立ってる気はしないけれど、
垂直と信じることにするのです。
◆エンディング◆
曲がりなりにも魂柱を立てたので、弦を張ります。
セットで4000円くらいの、破格の安さの弦です。
せめて丁寧に巻き、完了。
感動のエンディングは、音出しです。
弾いてみると、
ベイィ~~~~~ン。
という音がします。
しょ、しょぼい…。
とても上っ面な音が鳴ります。音も小さい。
弦のせいか魂柱のせいか楽器本体のせいか、よくわかりませんが。
でも、少し弦を慣れさせたら少しはマシになりました。
弾き心地は柔らかめ。日和ベーシストには丁度いいかもしれません。

まぁ、ともかく、練習程度には使える子です。
ラスボスを倒して助けたお姫様があんまり可愛くなかったような感じですが、
贅沢は言いません。よしとしましょう。
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