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2012.12.18

入り口の自動ドアが開くまでに随分と時間がかかる意味を考えてみたりして。

今日の名言「セクシー路線で行きましょう。ブル研に足りないものです。」…by宮地
そうです!その通りです!


<まとめ>
刑務所慰問行ってきたよー。不思議体験。
ついでにブル研×軽音ライブ行ってきたよー。珍妙体験。


ちょうど一年前、出入りしてるお店の関係で、女子刑務所へ行ったことがありました。
店のマスターが月一回ボランティアでやってる受刑者向けのコーラス教室の一環として、12月は歌のクリスマスプレゼントをしにいく…というプチ慰問企画で僕もくっついて行ったのでした。記事にもしてます

早いものであれから一年経ちました…光陰矢の如しヘヴィボウガンしゃがみ撃ち、瞬きの間に眼前を通り抜けていく幾多もの昼と夜が、なかなか質量のある思い出になってくれなくなりました。
そんな寂しさに気づかせてくれる慰問イベントのお話が今年もありました。

ただ、今年はどうやら大幅にスケールアップ。
去年は「教室」としてマイク等は使わずこじんまりやりましたが、
今年はPAもごっそり持ち込み正式な「慰問」をすることになったみたいです。
去年の聴衆は15名程度でしたが、今年は受刑者の方々おおよそ350名。
350名のお客さんって、なにげに過去最高レベル更新してるかもしれません。
まぁ、お客さんが非常に特殊ですが。

刑務所の慰問っていうのは昔はお盛んだったようですが、
今は昔ほどはお盛んじゃないみたいです。
慰問って刑務所からはあまり謝礼が出ないので、昔はスポンサーがバックについてやってた事が多かったそうですが、「その筋」のお方がお勤め中の構成員の為にスポンサーとなって演歌歌手を送り込む…なんてことがたくさん起こったため、スポンサーに関して結構厳しくなった為だとか。
それでも体育館の裏にはちゃんと慰問出演者用の控え室が用意されていたりして、今でも慰問はそれなりにあるようです。もちろん、昔に比べたら格段にクリーンになってるとは思いますが。


今年も二重ロックの間に携帯を預け、体育館へPAを運び入れます。
やっぱり撮影はしちゃダメなのです。撮りたいものだらけだったのだけれど、仕方ない。

今年もステージ前に署長さんの部屋へご挨拶&お話。
「もう二度と戻って来ません!」って言った1か月後に戻ってきたりするし、これから年末に向けてこれからたくさん人入ってくるんだよねー、だってここでなら暖かいしおせちでるし、寒いとこで冬を超すよりスーパーで適当な物盗んで捕まったほうが楽なんだものねー、いやーこまったものですなぁ~…と世知辛い話を拝聴して今年もなんとも言えない気持ちになりつつ、本番です。

予想はしていましたが…不思議な雰囲気です。
整然と並んだ350人と、ステージは見ずに彼女たちをじっと監視する刑務官の方々。
妙に静かな空気の中での演奏はやはり、やりやすくは無いです。
出来も良くなかったなー。
ただ、慰問は拍手すら無いと聞いたことがありましたが、そんな事は無かったです。良かった。手応えっていうのは全くわからないけれど、楽しんでくれていれば良かったなとおもいます。



さて、慰問を終えPAをばらして機材をお店へ戻したら、ジッピーホールへ向かいます。
北大ブル研と北大軽音が合同でライブをやるという、面白い企画があったのです。
軽音のライブっていうのは僕が浪人中と大学1年の頃に行ったくらいでした。
昔の家庭教師の先生が北大軽音の人だったので。
僕も北大に入ったら軽音で鍵盤でも弾いてようかなーと思っていたはずなのですが。
ど う し て こ う な っ た 。
と約7年悩み続けています。
その答えはまだ見つかりません。

ということで、ブル研よりは軽音見たさにやって来ましたはジッピーホール。
懐かしいです。いつぞやか僕が司会をしたニューイヤー以来でしょうか。

ブル研からはブレパ、こだま、メリココの3つ。軽音からも3つ。
交互にやっていたのですが、なんというか、見事に好対照でした。
分かってはいたけれど、ドラムだけでブル研バンド一つ分の音圧がありますからね。

それに…分かってはいたけれどロックバンドってどうしてもカッコいいね!
そりゃ世の十代後半はとりあえず電気でブンブン言うギターが欲しくなるよね!
あと、単純に上手いのなーと思いました。軽音の上手下手の基準ってのはよく分かっていませんが、技術あるんだなぁ…という印象が強かったです。

かと言ってブル研が見劣りしていたというわけではなく。
良くも悪くも、どちらかと言うと良い意味でそういう音楽なのだと再認識するに至りました。

その他にも色々と考えるところのある比較実験ショーでした。
色々と考えるところはまたいつか色々と考えたいとおもいます。いつか。

とりあえずブル研もセクシー路線で行けば良いと思いますよ。


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2012.12.05

PONPONPON研究(と録音)

今日の名言
「中田ヤスタカさんから『きゃりーは、ご飯とストロベリーのどっちが好き?』と聞かれてこの人何言ってるんだろうって思った。」
…byきゃりーぱみゅぱみゅ(出典

今日はブルーグラッサーに大人気、僕にも大人気、きゃりーぱみゅぱみゅのお話。
と、見せかけて、実際はやっぱりヤスタカすげぇーってお話。
そして久々に録音したよーってお話。

<読むの面倒な人向けまとめ>
・PONPONPONをフィドルアレンジして多重録音しました。(動画は追記内)
・その過程で曲を聴きこんだら奥が深かったので考察&深読みしました。
・ヤスタカ(作曲者)すげぇ。すげぇよヤスタカ。
・録音の言い訳します。



きゃりーのCDは、今年一番聞いてると言っても過言ではありません。
激キャッチー故に、はまった後はさっさと飽きるだろうなぁ、
と思いきや意外とそんな事はなかったです。
僕がこれまた大好きな初期のかわいい系capsuleとは似つつもまたちょっと違うのだけれど、どちらも中田ヤスタカと歌い手との相性がかなり良かったのではないかと思います。


さて、きゃりーの出世作とも言えるのがPONPONPON。


今回はこれをフィドルチューンにしてみよう、という企画でありました。
が、そんなものは後です。続きを読む、の向こう側です。
この記事で何より語りたいのは、この曲すげぇ!ヤスタカすげぇ!ってことですから。
録音するに際して改めてじっくり聞き直し、感動した次第です。
その筋の人には当たり前な事かもしれないけれど、ちょっと素人的に研究してみます。


このPONPONPONはPVをからしてすごいので、動画を見てると目まぐるしく飛び込んでくる色と物体を追いかけてるうちに、きゃりーがポンポン言って終わるだけなのですが、是非とも曲そのものを聴いてみて欲しいと思います。

◆曲構成◆
メロディーは至って単純。本当に単純。
 「あの交差点で~」で始まるAメロ
 「PON PON 出して~」のサビ
 「Everyday PON~」のBメロ
それと、中盤と最後に挿入される間奏的なもの。この4パターンで構成されています。

流れとしては
Aメロ→サビ1→Bメロ→サビ2→間奏→Aメロ→サビ2→Bメロ→サビ3→アウトロ
となっています。

聴いての通りサビがものすごくシンプルで、最早「メロディー」というより「リズム」と言った印象を僕は受けます。よくこんなフレーズをサビに持って来たな…と初めて聞いた時は思いました。
それでいてこの曲は4分あります。それなりに長い。

何故、こんなシンプルなフレーズと構成で、ポップに4分も持たせられるのか。
もちろん音が良いってのもあるけれど、どうやら曲にもかなり仕掛けがあるようです。
曲の最初から順を追いつつ見てみましょう。

◆サビのコード◆
まず、この曲のサビは大まかに3種類あります。
なので上記の曲の流れでもサビを1,2,3と三つに分けて書きました。
とは言っても歌詞の話ではなく、バックのコードパターンです。

序盤のサビ1(00:30~)では、2コードで全て済ませています。
これによりかなり無機質で印象的な違和感を作り出しているのだと思います。
少し不自然にも思えるこの感じが、ある種の「つかみ」なんでしょうね。
シンプルなシンセの音使いからも、そうしようという意図が感じられる気がします。

その後のサビ2(01:15~)になると、ひとつコードが増え3コードになります。
するとサビ1とは一変して、今度はかなりポップな感じになりました。
バックの音使いも実はガラっと変わっています。
かなり音数が増え、ちょこまかと動き回るようになりました。

◆伏線的間奏◆
サビ3のある終盤へ行く前に、この間奏(01:45~)が挟まります。
これまた印象的なワンフレーズを繰り返しつつ、コードだけ変えて動いています。
このフレーズは終盤の伏線ともなっています。
そして間奏は、何やら唐突なハンドクラップで区切られ、またAメロへ。
変なのー、と思いますが、これも良く考えると仕掛けの一つなのです。後述。

◆Ⅰの出し惜しみ◆
ちなみにこの曲のキーはEです。
が、ここに至るまで殆どこのEというコードは殆ど使われていません。
ただ唯一、間奏に一瞬だけ出てきます。

ブルーグラスなんてやっていると、キーとなる音のコード(ローマ数字を使ってⅠと良く表されます。)をガスガス使いまくるものですが、キーとなるコードを極力使わないで曲を展開することで、独特の緊張感みたいな物が生まれます。
その後、最後にそのコードを持ってくると、解決した!落ち着いた!しっくり来た!という印象が生まれるのです。
このPONPONPONもそういう曲です。

間奏後、徐々に盛り上がりつつ、もう一度Aメロ、サビ2、Bメロを経て、
ようやっと最後のサビ3(03:07~)に来ます。
ここでサビに被さってくるのが、先程の間奏で使われていたフレーズです。
知ってるメロディーがダブルで出てきて、もうフィーバーモード。

そしてサビ3の後半、本当に最後の「PONPON WAYWAYWAY♪」の部分になると、コード進行自体が、間奏のコード進行と同化します。
尚且つ、先ほど言ったように間奏のコード進行にはEのコードが含まれています。
つまり、ここに来てようやく、この曲のサビでも「しっくり来た!」という瞬間が訪れるのです。
ただし、それも一瞬だけ、というのがニクいところ。
まだまだ完全に落ち着かせはしないのです。

何やらフィーバーモードな感じのまま、曲はアウトロへ突入します。
アウトロも間奏と同じフレーズ、同じコード進行です。
相変わらずEのコードはチラ見せ状態のまま行き…、
最後の最後、引っ張りに引っ張ってから、ズドンとEで終わるのです。
しかも最後のEは本当にただのEの音…ミの音だけしか使ってません。
出し惜しんで出し惜しんでからの、どストレートな解決!なのです。

そうそう、間奏で唐突にハンドクラップが出てきた件。
間奏もアウトロもフレーズが同じなので、間奏の最後にもEが出てきます。
そうすると曲が落ち着いて、今まで保ってきた緊張感が無駄になってしまう。
それを防ぐため、あのような繋ぎで乗り切ったのだと思われます。


あ、ちなみに。ブルーグラスでもこういうⅠを出し惜しみする曲ってありました。
Lonesome River BandがやってたLooking for yourselfとかはそんな感じです。
本人たちがやってる動画は無かったけど、代わりにスロバキアのバンドの動画を。
キーであるAをセーブして緊張感を生みつつ、最後には落ち着かせています。

◆結論◆
そんな曲をさらっと作りやがるヤスタカすげぇ。
そんでもって、きゃりーかわいい。きゃりーもすげぇよ。
けど、やっぱヤスタカすげぇ。



以下、録音について。

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Posted at 12:34 | ろくおん | COM(0) | TB(0) |
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