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2013.05.28

アメリカンテイスト・オリエンタル

今日の名言「モシモシアノネ アーソーデスカ」

「たけおし」とキーを叩くと「武雄市図書館」が予測変換でさらっと出てくるあたり、件のTSUTAYA図書館は大きな注目を浴びていることがわかります。(ちなみにGoogle日本語入力。)
市の図書館をTSUTAYAに任せスタバまで突っ込んでオサレカフェ化してしまったわけですが、以前から最近に至るまで色々と香り立つ話題を提供し続けてきた印象です。

綺麗で立派なスタバ付きオサレ図書館というのはなんとも羨ましい物もあります。
しかし、スタバという所はiPhoneかiPadかMacBook等のオサレアップル製品が無いとオサレな感じにコーヒーを飲めない場所という認識があるので、3DSとAndroid端末を携帯する僕には敷居が高そうです。



その点、我が地元の図書館は安心です。TSUTAYAもスタバも入ってない。
しかし小さいながら、CDコーナーがあります。一人一点、二週間まで貸出可。
このCDコーナーがなかなか良いのです。古い所から新しいところまで、自分で買うほどじゃないけれどなんか聞いてみたいものを市民がリクエストするので、ラインナップがメジャーどころを逸れていたりします。

最近は古めのジャズを漁っているのですが、その中にこんな心惹かれる一枚が。
オキュパイド・ジャパン~進駐軍ソング傑作選オキュパイド・ジャパン~進駐軍ソング傑作選
(2001/02/21)
オムニバス

商品詳細を見る
(アフィじゃないよ!)

戦後、進駐軍にくっついて、彼らの音楽も大量にやって来ました。
割と大規模な管弦でやるグレン・ミラー的なバンドです。
彼らのバンドが日本人も加えて残していったものを集めたのがこのCDです。

二枚組で、Disc1がアメリカンヒットバレードと題されています。こっちは割と普通。
なかなかキてるのが、エキゾチックジャパンと題されたDisc2です。
良い感じにこれがアメリカンにエキゾチックなオリエンタルなのです。
「荒城の月」など日本の曲もありますし、オリジナルで作られた歌もあります。

例えば"Sachiko"という曲。その歌詞の冒頭はこんな感じ。

Back in the land of Hirohito.
I've got the cutest koibito.
No matter where I go, her kisses haunt me so
Her name is Sachiko

「ヒロヒトの国で可愛い恋人見つけたYo!」と言ってるわけですが、
日本を「land of Hirohito」を言い換えるセンスがもう堪らないですね。
その時代でしかありえないし、思いつきすらしなかった!
今の世で「land of Akihito」なんて言う奴いないよ!
次の行末で「koibito」と日本語同士で韻を踏んでいるパチモン臭さもグッと来ます。
そして普通にいい曲です。

その他にもルンバ・マイコハン、パチンコ・マンボ、日本橋ホップ、上野ブギー、新宿ジャンプ…等など、非常にそそられる曲名のオンパレードです。(とは言ってもインストも多いので、案外普通の曲だったりしますが。)

しかし、その中でとびきりのエキゾチックさを誇るのが、こちら「モシモシアノネ」。
とりあえず最後までお聞きあれ。
http://twitsound.jp/musics/ts2z2iU9n
(↑スマホで聞けなかったので、結局youtube)


以下追記内



どこにもフルで聞ける音源がなかったから、ついアップしちゃったよ!

もうわけが分からない。どうしてこうなった。
一応歌詞を載せると、

モシモシ、アノネ、アノネ、アノネ
モシモシ、アノネ、アー、ソウデスカ
ドコデスカ、アノネ、アノネ、アノネ
ドコデスカ、アノネ、ニホンバシ
トヲシメテクダサイ、クダサイ、クダサイ
トヲシメテクダサイ、アリガトウ
キヲツケテ、オジョウサン、オジョウサン、オジョウサン
キヲツケテ、オジョウサン、イタイデスカ
サヨウナラ

か…会話が成立しているようでしてないよ!状況が全然読み込めないよ!
オジョウサンに痛いかどうか聞いてる場合じゃないよ、痛がる前に何とかしろよ!

ライナーノーツによると、進駐軍の兵隊達が歌っていたものとしかありません。
ネットで少し調べて見たところ、軍が日本の通信を盗聴して覚えた言葉とかなんとかいう記述も見かけましたが、やはりそもそもの資料が全然見つかりません。

なぜ、この歌詞を、ロンドン橋に乗せて、ガイジン達が歌うことになったのか…。
当時これはネタだったんだろうか、マジだったんだろうか…それもわからない。

しかし、よくぞこの曲、このCDを現代に残してくれたものです。
そして、よくぞ誰かが図書館にリクエストしてくれたと思います。
アンティーク物は時代を経て見える色が変わってしまうけれど、
良い物は良い物のままだし、キワモノはキワモノのままなのです。

我らの知識と文化をバックアップする外部記憶装置、図書館に幸あれ。

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